小暑の候(しょうしょのこう)と書かれたハガキをもらったことはありますか?

小暑の候は7月の初旬と中旬での時候の挨拶文で使います。

  • 小暑の候の意味がよくわからない
  • いつからいつまでを小暑の候というのだろうか?
  • 小暑の候を使ってハガキや手紙を書いてみたい

そんなあなたに、意味や時期をくわしくお伝えし、使える例文もご紹介しますね。

小暑の候の意味

そもそも「小暑」というのは、1年を24の季節に分割した二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつです。

二十四節気

二十四節気では、夏至の後、大暑の前の季節が小暑になります。
夏の梅雨明けのころから猛暑に入る手前までの季節ですね。

「暑さが厳しくなるころ」が小暑なのです。
詳しくは小暑とは何?をどうぞ。

また、「候」というのは季節のこと。

つまり、小暑の候は暑さが厳しくなる季節を表す言葉としてハガキや手紙の挨拶文で使われます。

小暑の候は改まった表現なので、ビジネスや目上の人に対する文書で使うのが一般的です。

手紙やハガキ、メールで使えますので、機会がありましたらぜひ活用してみましょう。

小暑の候の時期はいつ?

小暑の候は使う時期が限られるので、注意が必要です。

小暑の候は、具体的に、いつからいつまで使える言葉なのでしょうか?

小暑は7月7日ごろから始まり、大暑の前日である7月22日ごろまでの期間を指します。

ですから、上記期間「7月7日ごろ~7月22日ごろ」に相手に届くハガキ・手紙などで「小暑の候」が使えます。

ただし、毎年同じではなく、年によっては1日程度ずれることがあります。
小暑の候を使う時は、その年の小暑の期間をチェックすることをオススメします。

2019年は7月7日から7月22までが小暑です。

2019年小暑カレンダー

小暑の候を使う場面

小暑の候は、ビジネスや目上の人に対する文書で使うのが一般的です。

一方、友人関係では堅苦しくなるので控えたほうが良いかもしれません。

友人など親しい間柄の人に使ってはダメということではなく、友人間で使う人は少ないかもということです。

もし、ご友人が日本の文化や改まった挨拶を好む人であれば使っても全然OKですよ。

小暑は7月7日ごろ~7月22日ごろなので、早めに御中元をもらったときのお礼状に小暑の候が使えますよね。

なお、小暑になると暑中見舞いを出し始めますが、暑中見舞いのあいさつ文は「暑中お見舞い申し上げます」が定番なので、小暑の候の出番はないでしょう。

小暑の候の使い方

文書の書き方は、「前文(挨拶文)+主文(用件)+末文(結び)」が基本ですね。

小暑の候で「挨拶文」を書き始め、「用件」を書き、適切な「結び」で文書を終えるのです。

「主文」は、それぞれの用件を書きますから問題ないでしょう。

挨拶文に小暑の候を使ったら、それにふさわしい結びで締めくくるのが大切ですね。

小暑の候の結びは、少しずつ暑さが厳しくなるので、お相手の健康や体調を気遣う言葉にするのがポイントです。
ビジネスでは、会社の発展や活躍を祈っている旨の言葉も添えたいですね。

挨拶文に「小暑の候」があると「常識のある人」「教養のある人」として一目置かれるかもしれませんよ。

そのためにも、小暑の候はちゃんと使いたいですね!

小暑の候を使った例文

小暑の候
挨拶と結びの文章を紹介するので、参考にしてくださいね!

挨拶文

小暑の候の前に拝啓をつけると、より丁寧な印象になります。

例文
  • 拝啓 小暑の候、貴社ますますご健勝のことと存じます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼を申し上げます。(ビジネスの取引先へ)
  • 拝啓 小暑の候となりましたが、ご家族の皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。(目上の人へ)
  • 拝啓 小暑の候を迎え夏本番になりましたが、体調はどうですか。拝見している限り元気そうに見え安心しています。(会社の部下へ)

結び

挨拶文で「拝啓」を使った時は、「敬具」で締めます。

例文
  • 今度とも変わらぬお力添えのほど、よろしくお願い申しあげます。貴社ますますのご健勝とご発展を祈念申し上げます。まずは書中にてお礼まで。敬具(ビジネスの取引先へ)
  • しのぎ難い暑さが続きますが、何卒ご自愛くださいますようお祈りいたします。敬具(目上の人へ)
  • これから暑さが厳しくなるので、〇〇君も体調管理には気をつけて。また、奥様にも宜しくお伝え下さい。取り急ぎお礼まで。敬具(会社の部下へ)

小暑の候以外を使った挨拶文

友人など親しい間柄の場合、小暑の候に代えて、同じ季節を表現する挨拶文を使ってみてはいかがですか?

例文
  • ようやく梅雨明けとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
  • 長雨が続きますが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
  • 梅雨明けを知らせる白南風が吹き、いよいよ夏本番ですね。
  • 日ごとに陽射し強く夏空がまぶしい季節となりましたが、お変わりはありませんか。
  • 暑さも本番を迎えてきましたが、お元気でお過ごしですか。

小暑の候の代わりに、小暑の俳句を入れてみるのも面白いですね。

「部屋ぬちへ小暑の風の蝶ふたたび 皆吉爽雨」

これは、福井県出身の俳人・皆吉爽雨の俳句で「小暑の風とともにひらひらと蝶が部屋の中にふたたび入ってきた」様子をうたったものです。
風流で素敵ではありませんか?

まとめ

小暑の候とは、暑さが厳しくなる季節を表す挨拶文に使う言葉である。

小暑の候が使われるのは、7月7日ごろ~7月22日ごろに相手に届く文書(ハガキ・手紙・メール文)。

2019年は7月7日~7月22日の期間で使える。

では、ぜひ小暑の候を使って季節感のある文書を相手にお届けしましょう!