高校球児の夏の甲子園が始まるころ、決まって耳にするのが「立秋」ですね。

立秋と聞くと、そろそろ暑さも一段落するかとホッとする人、まだまだ暑い日が続くのかとげんなりする人もいらっしゃるのではないですか?

  • 立秋ってなに?
  • 立秋の意味をくわしく知りたい!
  • 2019年の立秋はいつからいつまで?

そんな疑問を持つあなたに、立秋とはどんな意味があるのか、立秋の時期はいつからいつまでを指すのかをくわしく解説しますね。

立秋とは

立秋の読み方は「りっしゅう」。

「立」は季節がはじまるとの意味で、「秋」は春夏秋冬の秋。

つまり、立秋とは夏が終わり秋がはじまることを意味します。

立秋のイメージ・ヒグラシ

春がはじまる「立春」・夏がはじまる「立夏」・冬がはじまる「立冬」と同様に、立秋には四季の節目の意味があるんですね。

立秋入りは8月8日ごろで、約16日ほど続きます。

暑さがピークを迎え、だんだんと涼しくなってくると感じる季節ですね。

こんなに暑いのにどうして秋なの?
立秋の日は1年で最も暑い時期といってもよく、秋と呼ぶには違和感がありませんか?

実際は連日の酷暑が続いていて、ちっとも秋らしくない日々にうんざりしている人も多いでしょう。

そのため時候の挨拶では「立秋とは名ばかりの暑さが続いています」といった言葉が使われたりします。

暦の上では、立秋の日から立冬の前日までが秋です。
あくまで、暦の上での話ですから、体で感じる季節感とはずれがありますね。

でも、立秋になると、朝方の陽射しがやわらいできたり、夜になるとちょっと涼しくなったかな?と感じることがあるかと思います。

この体感が秋の始まり、立秋なんだと思います。

秋めいてくる立秋の日の朝の気配をあらわした「今朝の秋」という季語もあります。

立秋とは、夏の暑さがピークを過ぎて、秋の兆しが感じられる季節をいうのだと思います。

まだまだ暑い盛りで、立秋以降の暑さを残暑といいます。
そこで、立秋になると、残暑見舞いが出される慣習があります。

旧暦7月7日の七夕は、8月中旬ごろなので、立秋のあたりになります。
新暦の7月7日と違い雨に見舞われる心配もなく星がよく見えますよ。

立秋は二十四節気のひとつ

四季を6つに分けて、それぞれの季節に名前をつけた二十四節気というものがあります。

春夏秋冬を6つに分割すると、全部で24の季節になるので二十四節気。

立秋は、この二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつです。

二十四節気

二十四節気では、1年は立春で始まります。

立秋は最初の立春から反時計回りに数えて13番目の季節で、七月節と呼ばれます。

七月節とは、旧暦の7月のことです。
旧暦では、7月から9月までが秋。

立秋の前の季節が夏の最後の大暑(たいしょ)で、立秋の次が処暑(しょしょ)です。

1年で一番暑い季節が大暑なので、暑さが衰えてくる立秋は秋の始まりといっても違和感はありませんよね?

立秋には3つの季節がある

七十二候(しちじゅうにこう)では、立秋を3つの季節に分けています。

  1. 初候・涼風至(すづかぜいたる)
  2. 次候・寒蝉鳴(ひぐらしなく)
  3. 末候・蒙霧升降(ふかききりまとう)

七十二候とは、より細やかな季節の移り変わりを体感できるものとして、二十四節気の各季節をさらに3つに分けたものです。

涼風至とは、涼しい風が吹き始めるとき。
8月7日~8月11日ごろ。

寒蝉鳴とは、ヒグラシがカナカナと鳴き始めるとき。
8月12日~8月16日ごろ。

蒙霧升降とは、深い霧におおわれるとき。
8月17日~8月22日ごろ。

おおむね季節感を的確にあらわしているのではないでしょうか?

蒙霧升降の深い霧は違和感がありますが、涼風至と寒蝉鳴はしっくりきます。

2019年の立秋はいつ

2019年《令和元年》の立秋は、8月8日(木曜日)から8月23日(金曜日)までになります。

立秋カレンダー2019

立秋の日は毎年同じではありません。
あらかじめ法律で決まった日が立秋となるのではないですね。

太陽が黄道(こうどう)上の黄経(こうけい)135度を通過した日が、その年の立秋入りの日になります。

黄道と黄経

黄道とは、天球上の見かけの太陽の1年間の通り道のこと。
地球から太陽を見ると、太陽が地球のまわりをまわっているように見えるのです。
黄経とは黄道を分割した角度のこと。

そして、太陽が黄経150度を通過する処暑まで、立秋が続きます。

2019年は、8月8日が立秋ですが、近年では、8月7日が立秋入りになる年が多いです。

立秋の時期はどうして決まるの?

立秋は、太陽が黄道上の黄経135度を通過した日ですが、この日はどのように決められるのでしょうか?

立秋をはじめ二十四節気の各季節は、太陽の動きをもとにした太陽暦によって決められています。

太陽暦では、定気法(ていきほう)によって、黄道を15°ずつ黄経という角度で区切って24等分します。

こうして分割されたそれぞれの期間に季節をあらわす名前をつけているのです。

立秋は太陽黄経135°のとき

春分点を起点0°として、反時計回りに分割していき、春分から数えて9番目の立秋は黄経135°になるのです。

太陽暦によるこの決め方は時間的に正確で、毎年ほぼ同じ日が立秋になります。

でも、太陽の動きをもとにしているため年によってはちょっぴり誤差が生じてしまい、立秋の日にちが7日になったり8日になったりすることもあるんですね。

立秋と残暑見舞い

残暑見舞いを出し始めるのも立秋になってからです。

立秋の前日までは暑中見舞いでしたが、立秋を過ぎると残暑見舞いになります。

残暑見舞いは、日ごろお世話になっている人に「なかなかおさまらない暑さを見舞う」ために出すものです。

暑さが続いていれば期限の終期に決まりはありませんが、8月末までにお相手に届くように出すのが一般的です。

まとめ

立秋とは、夏の暑さがピークを過ぎて、秋の兆しが感じられる季節のこと。
2019年の立秋は、8月8日(木曜日)から8月23日(金曜日)まで。
立秋になったら残暑見舞いを出す。

立秋にはお盆休みでお出かけのことも多いと思います。
暑さ対策を万全にしたいですね!